Giグラップリング2006公式結果
ライト級ジャパントーナメント
優勝 佐々幸範(パラエストラ東京)
準優勝  門脇英基(和術慧舟会東京本部)
3位 徹肌ィ郎(和術慧舟会東京本部)

ミドル級ワールドトーナメン
優勝 杉江アマゾン大輔(ALIVE)
準優勝 ビル・クーパー(アメリカ/パラゴン柔術)
3位 中村K太郎(和術慧舟会東京本部)


ライト級ジャパントーナメント(8名/-66.9kg)
第1試合 Aブロック1回戦第1試合 7分1本勝負
×植松直哉(クロスポイント)
○門脇英基(和術慧舟会東京本部)
3:47スリーパーホールド

ライト級ジャパントーナメント(8名/-66.9kg)
第2試合 Aブロック1回戦第2試合 7分1本勝負
○石川祐樹(トライフォース)
×若林次郎(SKアブソリュート)
P18-0

ライト級ジャパントーナメント(8名/-66.9kg)
第3試合 Bブロック1回戦第1試合 7分1本勝負
×荒牧 誠(アカデミアAz)
○佐々幸範(パラエストラ東京)
1:06膝十字固め

ライト級ジャパントーナメント(8名/-66.9kg)
第4試合 Bブロック1回戦第2試合 7分1本勝負
×西林浩平(GRABAKAジム)
○徹肌ィ郎(和術慧舟会東京本部)
3:54スリーパーホールド

ミドル級ワールドトーナメント(4名/-76.0kg)
第5試合 準決勝第1試合 7分1本勝負
×中村K太郎(和術慧舟会東京本部)
○杉江アマゾン大輔(ALIVE)
P0-4

ミドル級ワールドトーナメント(4名/-76.0kg)
第6試合 準決勝第2試合 7分1本勝負
×スティーブ・マグダレノ(アメリカ/MAXJiu-Jitsuアカデミー)
○ビル・クーパー(アメリカ/パラゴン柔術)
P4-6

ライト級ジャパントーナメント(8名/-66.9kg)
第7試合 Aブロック準決勝 7分1本勝負
○門脇英基(和術慧舟会東京本部)
×石川祐樹(トライフォース)
0:23スリーパーホールド

ライト級ジャパントーナメント(8名/-66.9kg)
第8試合 Bブロック準決勝 7分1本勝負
○佐々幸範(パラエストラ東京)
×徹肌ィ郎(和術慧舟会東京本部)
P9-2

ミドル級ワールドトーナメント(4名/-76.0kg)
第9試合 3位決定戦 7分1本勝負
○中村K太郎(和術慧舟会東京本部)
×スティーブ・マグダレノ(アメリカ/MAXJiu-Jitsuアカデミー)
2:33三角絞め

ライト級ジャパントーナメント(8名/-66.9kg)
第10試合 3位決定戦 7分1本勝負
×石川祐樹(トライフォース)
○徹肌ィ郎(和術慧舟会東京本部)
P2-5

ミドル級ワールドトーナメント(4名/-76.0kg)
第11試合 決勝戦 7分1本勝負
○杉江アマゾン大輔(ALIVE)
×ビル・クーパー(アメリカ/パラゴン柔術)
P6-2

ライト級ジャパントーナメント(8名/-66.9kg)
第12試合 決勝戦 7分1本勝負
×門脇英基(和術慧舟会東京本部)
○佐々幸範(パラエストラ東京)
P0-2
■ビル・クーパー Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
−去年に引き続き、日本で試合をすることについてどう思いますか?
ビル:とても楽しみ!!! みんな待っててね!
 
−現在のコンディションは?
ビル:体調はバッチリ、調子いいよ!
 
−練習内容は?
ビル:柔術、水泳、あとロッククライミング。
 
−日本でどんな試合をみせますか?戦略はありますか?
ビル:僕はいつも一本とることしか考えてないから!
 
−対戦相手のスティーブとは一度戦って、判定負けしたと聞いています。彼の印象は?
ビル:マグダレノ、借りは返すためにあるんだぜ。きっちりと。まってろよ!
 
−ミドル級トーナメント出場の、杉江アマゾン大輔選手、中村K太郎選手の印象は?彼らへのメッセージを。
ビル:アマゾンとK太郎のどちらかだよね、決勝で僕が当たるのは。とても楽しみだよ!!
 
−日本の柔術家、グラップラー、ファンにメッセージを
ビル:んじゃ、1から10まで数えてみて…、ほら、ビル ザ グリル の参上だ! そしてその日に一番強いものが勝つ。 ただそれだけ。
■スティーブ・マグダレノ Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
スティーブ・マグダレノ
 
−ミドル級トーナメントに出場が決まった今の心境は?
スティーブ:選ばれて、最高にハッピーだよ。すごく調子もいいし。アマゾンとかスティーブとは以前に戦ったことがあるんだ。

−あ、そうでしたか!?アマゾン選手とはいつ戦ったんですか?
スティーブ:2003年のパンナムの茶帯で戦った。茶帯で初めての試合で、アマゾンの得意にチョーク(小手絞り)でやられちゃったけどね。

−ビルとの前回の戦いでは、あなたが勝ったと聞いています。何の大会で、どうやって勝ったんですか?
スティーブ:ネバータップという大会で、僕が判定で勝ったよ。

−その一回戦で戦う、ビルからは、「マグダレノ、借りは返すためにあるんだぜ。きっちりと。まってろよ!」というメッセージが届いています。
スティーブ:ハハハ!おそらくトーナメントというものは、みんながハンサムなチャンピオンを求めている。僕が彼を今回も倒してチャンピオンになるよ(笑)。

−なるほど(笑)。ビルに勝ったとして、決勝で当たることになる、中村K太郎選手と、アマゾン選手の勝者。二人の印象は?どちらの勝利を予想しますか?
スティーブ:アマゾンがギ(衣)を着たときの強さは、よく分かってる。だけどノーギなら中村の方がいけるのかもしれない。でも分からないよ、予想は困難だ。

−因みに、あなたは道衣ありとノーギどっちが得意なんですか?
スティーブ:それは、間違いなくノーギさ!

−お客さんに、ここを見て欲しい?これを見せたいとうのはある?
スティーブ:カッコいいサブミッションを見せるよ。実はビルとやったときは最高のグラップリングの試合って言われてるんだ。あの試合はどっちも止まることなく、最後まで動き続けて戦い続けたんだ。そんな試合を再現するよ。いい試合になるよ。

−日本のみんなにメッセージを。
スティーブ:僕はまだ独身です。ご用命の際はマックス柔術アカデミーまで(笑)。今回のトーナメントをすばらしいショーにして見せます!女性のみなさん、バックステージで会いましょう(笑)!

−ハハハ!ありがとうございました。

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■徹肌イ郎 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
―現在の調子はどうですか?
徹:特に気負うこともなく気持ちよくやっております。

―徹選手は試合で緊張するタイプですか?
徹:することもありますけど、その緊張はとても楽しいので。やっぱりなんと言うかお祭り事ですのでね。普段味わえない緊張ですよね。楽しいですよね。

―徹選手は総合の中でも、グラップラー、組技師として見られてると思うんですけど。
徹:組技で勝てればと思いますね、はい。

―やはり組技の方が好きで、殴るより極めで勝ちたい?
徹:そうですね。極めて勝ちたいなと思いますね。

―ルールに関して、ポイントをカウントしていますか?それともあくまで極めを狙っていく。
徹:極め狙っていきますね、はい。そうですね。柔術とかだとちょっとポイントを取るために止まらないといけない部分があるんで。

―あ、柔術は3秒キープしないとポイントが入りませんね、今回のルールもそうですね。
徹:はい、直ぐ極めにいくので、あれが面倒くさいですね、はい。いつもキチ、キチっと止める練習はしてないんで、はい。

―取れるときに直ぐ取りにいくと。なるほど。常に極めを狙う人にはそういう感覚があるわけですね。でも勝つためにはそうも言ってられない部分があるんじゃないですか?
徹:そうですね。ポイント負けでも負けは負けですし。いざとなったら狙って行きますけど、はい。

―そこら辺は無視できないですよね。
徹:はい。

―徹選手は前回のアブダビも経験されて、レオ・ヴィエイラとも対戦しましたね。日本のグラップリングのレベルをどう思いますか?
徹:ブラジルよりはちょっと遅れていると思いますが、それ以外の国だったら、遅れてるとは思いませんけど。

―特に軽量級は層も厚いですしね。今回のトーナメントも凄いメンバーが揃いましたね。気になる選手はいますか?
徹:はい。植松選手と佐々選手が。植松選手はもともと戦いたくて。戦ってくださいとお願いしたんです。

―?どういうことですか?
徹:本人に戦ってくださいと、直接お願いしたんです、はい。ドゥマウ・グラップリングのときに、植松さんは75キロ級で、僕は65キロ級で(ともに各階級で優勝)。戦ってください、とお願いしたら、いいですよって、はい。

―本当ですか。
徹:はい。これで約束を果たせてもらえます、はい。

―でも、まだ組み合わせは決まってないですよね?
徹:まだですね、はい。

―…。
徹:佐々選手は、柔術の人は佐々さんが凄いというので、グラップリングに出てきてくれるならやってみたいなと思ってました。

―今後はグラップリングメイン、来年のADCC本戦を目標としてるようです。なので、徹選手とはライバルですね。
徹:そうですね。今回も負けてられないなって感じですね。あと、柔術の強い選手がグラップリングに出てきてくれるのはうれしいですね。

―柔術の人ともやってみたいという意識はあった?
徹:ありあすね。

―試合でやりたいこと、作戦、これを見せたいというのはありますか?
徹:そうですね。とりあえず、極めを見せたいなと思います。

―なるほど。徹選手は寝技では上と下、どっちが得意なんですか?
徹:上ですね。

―抑え込みで、極めを狙う。
徹:はい、下からという感じではないですね。

―昔は、下からバックに付くのも上手かったですよね。
徹:それも上を取る課程で。下から三角とか十字を取るタイプではないですね。

―さっき戦いたい相手は上植松選手、佐々選手ということでしたが、他の選手で気になるのは?
徹:全員強いですし、はい。門脇さんともいつも練習してますけど、もし当たったら勝ちたいと思ってます、はい。

―当たるとしたら、決勝ですね。
徹:はい。師匠の一人ですし、いつかは越えたい選手ですね。

―最後に試合を見に来られるお客さんに、アピールとメッセージをお願いします。
徹:今回、柔術の強い選手もたくさん出てきますが、裸の寝技を見せてやるぜ!みたいな感じですね、はい。肌イ郎なんで、裸とかけて負けれないです、はい。

―ありがとうございました。

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■荒牧誠 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
―ライト級トーナメント、最後の選手に決定しましたね。
荒牧:あ、僕が最後ですか?7人目は誰ですか?

―門脇選手です。
荒牧:うをぉー!なるほど。

―最後の選手に世界の荒牧がエントリーされました。
荒牧:エントリーされましたね。

―今の感想を。
荒牧:いや本当にもう光栄ですね。正直僕なんかでいいんですかね。

―いえいえ。何を仰いますか。柔術では絶好調ですね。茶帯の表彰台に立ちました。
荒牧:そうですね。4月のパンナムで3位で、7月の終わりのムンジアルで3位に。国際大会で調子がよかったです。

―荒牧選手、ブラジルは初めてでしたか?
荒牧:初めてですね。

―初ブラジル遠征でメダル、素晴らしいですね。
荒牧:ありがとうございます。

―ムンジアルを振返って。どうでしたか?
荒牧:そうですね。相手的には毎回日本の(トーナメントの)決勝をやってる感じですね。でも逆をいえば、日本の決勝を毎回積んでいけば、ちょっとづつでも勝っていける。しんどいですけどね。

―なるほど。今回のブラジル遠征は、JFTの誰かと一緒に行ったんですか?
荒牧:石川祐樹選手と一緒に行動をともにしました。

―ムンジアル後も残って一緒に練習を積んだんですか?
荒牧:はい。寝食をともにしてました。ムンジアルでは試合で当たっちゃんたんですけどね。

―そうらしいですね。所属が石川選手がブラザ、荒牧選手がJFTだったので、決勝前に当たってしまったと。石川選手にはデラヒーバ系のスイープを決めたとか。
荒牧:そうですね。

―石川選手とは、もう何回試合してますか?
荒牧:ムンジアルでやったときで7回目ですね。

―もうそんなに。戦績を覚えてますか?
荒牧:はい。メモしてるんで。

―あ、そうなんですか。青木真也選手も自分の戦績を全部残しているとう話を聞きました。
荒牧:青木選手が、意外な感じですね。

―一流選手は通じるところがあるんでしょうか。
荒牧:どうでしょうか。

―7回の内分けは?
荒牧:6勝1敗ですね。僕が6勝で、石川さんが1勝です。

―石川選手には、分がいいみたいですね。
荒牧:そうですね。たまたま。そのときは。

―JFTで一緒に練習されてますね。
荒牧:はい。よく練習してます。

―どうですか。練習のときは。
荒牧:練習と試合はまた別物なので。僕の中では一進一退ですね。五分五分です。

―なるほど。今回のブラジルでは何回勝ったんですか?
荒牧:3回勝って準決勝で負けました。準決勝でノヴァのヤツに。その彼は、決勝で優勝したブラザのボブスポンジにレフリー判定で負けました。

―レベル高いですね。
荒牧:ボブスポンジは、青帯からずっとムンジアルで優勝してて、強かったです。ムンジアル前は当たるかもしれないのでブラザに練習行けなかったんですが、ムンジアル終わって一ヶ月くらいからブラザで一緒に練習しました。取られましたね。あれは強いですね。

―GIグラップリングに話を戻して、荒牧選手はあまりグラップリングの印象がないですけど。
荒牧:そうですね。でも一回名古屋で、宮田卓郎さんと試合したことあるんですよ。グラップリングで。

―それは何の大会ですか?
荒牧:フォルテッシモというブラジリアン主催の大会で、日系ブラジル人ばっかりのところでやったんですよ。

―ブラジリアンの中で、純粋日本人二人が試合をしたと。
荒牧:異色でしたね。ブラジリアンだらけで試合は総合とキックばかりで。そこにぱっと僕と宮田さんが出てきて。会場はシーンとしちゃって。グラップリングを繰り広げて。

―そのときの結果は?
荒牧:タックルを3回受けて6−0で負けましたね。

―あら。
荒牧:見事に負けましたね。やばい、僕は駄目ですわ(笑)。

―でもそのときからは変わってるんじゃいないですか。
荒牧:そうですね。

―JFTでは、裸の練習がある人がいるときはそれに付き合うと聞いています。
荒牧:そうですね。今もそうです(植松、石川、山崎の裸での試合が近いため)。練習はしてるんで、結構急なオファーだったんですけど、是非とも!って感じでしたね。

―自分がグラップリングに出るからというのと、練習に付き合っての練習では、意識に差が出ることはありませんか?それは大丈夫ですか?
荒牧:大丈夫です。まったく。そういう言い訳はないです。試合がいつ転がり込んでもいいようにしてます。

―言い訳はなしと。
荒牧:そこら辺はまったく問題ないですね。

―ずばり自信は?
荒牧:自信は…、勝ちたいですね。一流の選手とやれるのがうれしいですね。ワクワクします。

―出場選手で気になる選手、やりたい選手はいますか?
荒牧:組み合わせは決まったんですか?

―まだ極まってないと思います。
荒牧:下手なこというと、当てられちゃんうんで怖いんですよね(笑)。

―ひとり荒牧さんと、やりたがってる人がいますね。
荒牧:誰ですか?

―佐々選手が以前雑誌で発言されてますね。
荒牧:あ、でも彼はいまでもやりたがってるんですかね。

―黒帯で、柔術でということなんでしょうかね。
荒牧:僕は柔術でやりたいんですよ。でもグラップリングでやっても面白いかも知れないですね。

―そうですね。今回凄いメンバーなので誰と当たっても面白くなりそうですね。
荒牧:とにかく動いて動いて、動きまくることを心がけようと思います。とにかく一戦一戦大事に戦って、優勝!できたらいいなぁと。

―柔術系以外の、門脇選手や徹選手の印象は?
荒牧:ものすごく強いと思いますね。門脇さんとは昼柔術(パラエストラ東京の平日昼間のオープンスパーリング会)で、一年ほど前にやって、道衣着てこんなに強いの!?って思いました。でも、僕も柔術の凄さを見せたいなと思います。

―徹選手も柔術の強い選手と試合できるのがうれしいと言っています。
荒牧:おお、本当ですか。怖いですね。

―最後に荒牧選手の今後の目標は?
荒牧:ムンジアル黒帯の表彰台ですね。そこが第一目標です。そしてスポンサーが欲しいです。いまだにスポンサーがひとつもありません。これは載せてください。スポンサー募集中!と。本当にもう遠征できません!勝ってスポンサーをゲットします!

―分かりました。見に来てくれるお客さんのメッセージをお願いします。
荒牧:優勝は植松さんか石川さんです!楽しみにしててください。

―それは置いておいて、ご自身のことを。
荒牧:はい。なんだろう…。極めが注目されてると思うんで、スイープを注目してください。スイープとパスを。ひっくり返すところの面白さを見てください。

―ありがとうございました。

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■石川祐樹 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
−日本最強を決めるにふさわしい、凄いメンバーが揃ってますが、気になる選手はいますか?
石川:全員強いので、特定の人は居ないですね。

−誰かとやりたいとか、逆にこの人とは当たりたくないとかは?
石川:ないですね。

−決められた相手とやるだけだと。
石川:そうですね。いわれた人とやるだけですね。

−石川選手といえば、柔術家のなかでも、ノーギ、グラップリングに適応している選手という印象があります。ルタドール・ノーギ柔術でも優勝、去年のGiグラップリング2005のアマチュアトーナメントでも、優勝した小野瀬龍也選手と、アドバン一つ差の準優勝と好成績を収めていますね。自分ではノーギを意識して練習してきましたか?
石川:やっぱり柔術の方が好きなんですけど、なぜかノーギの方が成績がいい(笑)。柔術の方が好きなんですけどね。力(パワー)があるほうなので、ノーギの方が力を生かしやすいとは感じています。

―タックルも早くて上手いですよね、レスラーばりに。
石川:いやいや。ただタックルもパスガードもスピードを生かすならノーギの方が行きやすいというのはありますね。

―トーナメントで、これをやりたいとか、これを見せたいというのはありますか?
石川:やっぱり絶対一回は勝ちたいですね。苦しい練習をしてきたので。

―一回といわずに何回も勝ってください。
石川:そうですね(笑)。

―ちょっとインタビューの文量が足りないようなので、もう少しアピールをお願いします。
石川:いまアピールが流行っているようなので、アピールはしないです(笑)。

―(笑)そうなんですか?あえてアピールはしないと。
石川:はい、渋く行きます。

―なんか控えめですね。
石川:本当に僕は出していただけるだけでも光栄ですし。あまり良い事ではないかもしれないけど、プロ、アマも分けて考えてなくて、やることは一緒ですし。自分は相手にあわせて戦い方を変えれるほど器用ではないので。アマチュアのトーナメントもいつも変わらない気持ちで臨んでいるので、プロだからどうというのもありません。これで勝っても負けても終わりじゃないし、すべては修行のひとつだと思います。正直、プレッシャーも凄くありますし、練習量も増やさないといけないし、あまり、試合に出ることでいいことはないんですけど(苦笑)。

―(笑)でもこれも修行の一環だと。
石川:そうですね。自分に課した修行ですので、あんまり人がどうとか関係ないですね。

―石川選手の目指すところは?
石川:目指すは柔術マスター。そういう意味ではノーギは気楽に出れるという部分はあります。

―そうなんですか?
石川:はい、本職じゃないよって(笑)。

―でも好成績を収められると。
石川:それが皮肉でもあるんですけど。とにかく勝ちに徹して、一生懸命がんばります。決勝戦をJFTメンバーでできたらいいですね、僕か荒牧くんか植松さんのうち、誰か二人が残れれば。

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■佐々幸範 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
―オファーがあったのはいつぐらいですか?
佐々:一ヶ月前くらいです。

―即答で受けましたか?
佐々:はい。

―現在の調子は?
佐々:…良くはないですね。

―そうですか。声も元気がないですね。
佐々:減量苦で。

―なるほど。大丈夫ですか?
佐々:まあ前日計量なので。

―前日計量なら、なんとかなりそうですか。
佐々:はい。

―出場選手で気になる人、やってみたい人は?
佐々:…ないですね。

―誰が来ても関係ない。
佐々:はい。ジェフ・グローバーが来るの楽しみにしてたんですけど。

―あ、なるほど。今回は来ないようですね。徹肌イ郎選手は、佐々選手とやりたいとのことです。裸の寝技師として負けられないという意識もあるんでしょう。
佐々:…僕も胸を借りるつもりで。

―なんだか控え目ですね。そんなこと思ってないでしょ?
佐々:はい。

―(笑)言ってみただけですか?
佐々:はい(笑)。

―(笑)相手がどうとか考えてない?
佐々:誰々に勝ったというよりも、とりあえず一番になりたいです。

―なるほど。佐々選手は今後ADCCの本戦を視野に入れているということですか。
佐々:はい。

―今回は、その手始めですね。
佐々:そうですね。今回が慣らし運転ですね。何が必要で、何が必要でないか試してみます。

―なるほど。ちなみにルールは把握した?それとも考えない?
佐々:考えないです。

―あ、そうですか。例えば柔術ルールのつもりで戦うとか?
佐々:柔術のつもりはないですね。とりあえず、下になったら返して、上になったら抑えて、最後は極めですね。

―なるほど。柔術家の代表という意識はありますか?
佐々:ないです。

―あ、ないですか。いまの佐々選手は何者でしょう、肩書きとか?
佐々:柔術家です。

―あ、なるほど。柔術家ではあるけど、柔術を代表してるつもりはないと。
佐々:はい。…今後、柔術とグラップリングどちらかを選ばないと行けなくなると思います。

―それはどこで感じますか?
佐々:柔術をやる分には、グラップリング練習するのはいい影響しかないんですよ。でも裸を(メインに)やるのに柔術を練習するのは、いいことは無いんですよ。

―それはどういった部分ですか?
佐々:やっぱり柔術は動きが止まるんですよ。

―動きがとまる。
佐々:はい。キープできるんですよ。それが身体に馴染んじゃうと、裸になったときに対応できない。

―なるほど。そういえば、今回、プロ興行は初ですかね?
佐々:はい。

―そうですよね。プロの試合に出ることに感慨はあったりしますか?
佐々:いえ。でも前日計量なのがうれしいですね。

―その分、ちょっと楽になったと。
佐々:はい。試合は相手次第ですね。動いてくれる人がいいですね。クロスガードされるのは嫌ですね。

―でもクロスに入らないのも技量じゃないんですか?
佐々:でも入るときは入っちゃうんですよ。

―クロスを切るのが面倒だと。
佐々:道衣だとつかめる(ので切りやすい)けど、裸はつかむ所がないんですよ。それでつまらない試合にはなりたくないですね。

―お!それはプロとしての意識?
佐々:うーん、それもありますけど、自分は動き続けるのか課題なので。

―それをクロスによって妨げられてたくないと。
佐々:はい。

―では最後のお客さんへのアピール、メッセージをお願いします。
佐々:……がんばります(小声)。

―それだけですか(笑)。何かないんですか?柔術黒帯がどんなものか見せてやる!とか?見たことない動き見せてやるぜ!とか。
佐々:……それも含めてがんばります。

―ありがとうございました。

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■西林浩平 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
西林浩平インタビュー
―トーナメント出場が決まって、いまの心境はどうですか?
西林:最初決まったときはびっくりして。昼間のアマチュアの部に出ようと思っていたので。

―そうなんですか?
西林:もう出場申込書に書き込んで、夜の部も観戦チケットを希望するに○してたんですよ。その用紙をジムに持ってきた夜に、出られるって聞いて。出られれば良いなとは思っていたんですけど。

―浜島さんが言うには、アマチュアのトーナメントで勝ったから充分資格はあると。アマチュアで勝って、プロという道は必要だと。それに適ったんでしょうね。
西林:それはうれしいですね、やっぱり。

―あまり西林選手のことをよく知らないので、自己紹介からお願いしていいですか。
西林:はい。1978年1月24日生まれです。28歳です。

―格闘技暦は?
西林:はじめたのはA-3ができたときなので98年ですね。

―最初はA-3だたんですか?
西林:はい。小路亮さんの。できたとき、旗揚げのときに入ったんです。

―その後、どういう経緯でグラバカの所属になったんですか?
西林:就職した後に、練習できなくなったなんですよ。月に一回できるかどうかというところまでいって、場所的にも通い難くくなって。そのときにグラバカができて。それが会社と自宅の中間、帰り道で。じゃあ移籍しようかなと。軽い気持ちで。グラバカができた4年前ですね。

―なぜ最初にA-3を選んだんですか?
西林:家から30分で通えるし、最初に新しくできたので入りやすいじゃないですか。もっと近くにパラエストラがあったんですけど、もう始まっていたので、途中から入るのはちょっと怖いなと思って。

―なるほど。
西林:最初からだと(会員の)スタートラインが一緒だっていうのがあるじゃないですか。

―それまでの格闘技暦は?
西林:ないです。

―ファンとして見ていた?
西林:そうです。プロレスからリングスですね。兄貴とリングスごっこをたまにしてました。それで近くにジムができるっていうんで入ったんです。

―いまの練習は柔術がメインですか?
西林:はい。柔術の方が練習多くなっています。もちろん今は試合前なのでノーギばっかりやってますけど。こっちの柔術クラブ(グラバカ柔術クラブ、柔術のみの道場を新設)ができたのもあるんですけど、こっちができる前から、なんか柔術にはまっちゃって。

―もともと柔術志向ではなかった?
西林:はい、A-3では裸しかやってなかったですし。でも柔術にはまって。

―柔術だと、先生は山崎さんとか林俊介さんですか?
西林:はい。あと、弘中(邦佳)さん、桑原(幸一)さん、荒牧(誠)さんですね。

―あの3人の講師に教えてもらるのはいい環境ですね。ちょっと他にはないですね。
西林:すごく良いですね。はい。ホントにすごく良いです。

―柔術のタイトルを教えてください。
西林:青帯のとき、去年のGIアマの関東大会の無差別級で優勝しました。紫になってからはESTREANTES(毎年行われている柔術新人戦トーナメント)のペナで優勝しました。紫暦は一年です。

―今年のGiグラップリング関東大会では、若林選手に勝利しました。
西林:はい。

―素晴らしかったです。
西林:ありがとうございます。

―やる前はどうでした?若林選手の有利を予想した人も多かったと思いますが。
西林:そうですね。…ぶっちゃけはルールが柔術なので、スイープできたらいけるかなと。あの…、無謀な自信ですけど。もちろんそれは決勝で当たれたらの話ですけど。組み合わせをみたら、若林さんとは決勝だったので。そのまえに村田卓巳とか北原(暢彦)さんがいたじゃいですか。

―そうですよね。いいメンバーが揃ってましたね。あの大会を振返ると。
西林:一回戦は、秋本道場の佐藤さんに、腕十字で一本勝ちして、村田にはグラップリングで以前負けてるんですけど、ポイントなし、アドバンテージもなしのレフリー判定で勝って。

―それで決勝で若林戦ですね。スイープを三度決めましたね。
西林:はい。

―実際に若林選手と戦ってみてどうでしたか?
西林:圧力が強かったですね。足関は凄く警戒してました。

―パスされそうな感じはあった?
西林:試合中は大丈夫でしたね。

―若林選手は、足利かせるのに合わせてアキレス取るのが上手いですよね。
西林:そうですね。ちょっと探りあいみたいにはなりましたけど。若林さんもスイープをそんなに警戒してる感じではなかったですね。で、下になってもすぐに立たれたので、向こうも立っちゃえばいいやくらいに思ってたのかも知れません。

―トーナメントのメンバーですが、凄いメンバーが揃ってますね。
西林:はい、そうですね。怖いです(苦笑)。

―怖いですか?正直な意見ですね。
西林:怖いですね。(試合前は)どんな試合も怖いんですけど。GIの関東大会でもかなりビビッてたんですよ。

―なるほど。それは必ずしもネガティブなだけではなく、試合に対して繊細に臨めるという面もありますね。
西林:よく言えばそうかもしれないですね。

―西林選手は試合が怖いタイプ?
西林:僕は怖いタイプです。試合前は緊張するタイプです。試合始まったら大丈夫ですけど。一試合目は硬くなってしまうタイプです。

―試合でこれをやりたいとか、試したいことはありますか?
西林:そうですね…。僕にチャンスがあるとしたら、なんかの拍子に後ろに回ってチョークくらいだと思うんですよね。

―これ書いちゃっていいですかね?得意技なんですか?
西林:僕の中では得意です。言ったからどうなるモンでもないとおもうので、書いてもらっていいです(笑)。

―分かりました(笑)。その何かの拍子でバックとは?例えばK太郎選手だったら、アームドラッグでバックを取ったりしますけど。
西林:なんかの拍子ですね(笑)。練習ではアームドラッグもやるんですけど…、通用しなさそうなんですよねぇ…。

―試合前からなに言ってるんですか!?(笑)
西林:何かの拍子ってのは…。バックで両足をフックはできないと思うんですよ。でも片足フックならなんかの拍子でなるかもしれない。

―片足フック、シングルバックとか言われてる技術ですね。
西林:はい。そこを狙って行けばなと思います。もう十字とか三角がきまるレベルでは無いと思うので。あとは若林戦みたいにスイープで戦うしかないんですけど。(相手が)柔術家だったらきついかなと。

―なるほど。客観的に見ると、柔術家の出場メンバーは茶、黒のトップ選手…。
西林:そうですね。だからそういった人たちには、さっき言ったように極めで勝負するしかないし、逆に肌イ朗とか門脇さんには、極めっこじゃ無理なので柔術ですよね。スイープとか。石川さんとか佐々さんには点の取り合いじゃ勝てないと思うんで。

―西林選手にとって今回がプロデビュー戦ですか?
西林:そう…でもなくて、厳密に言うと、総合で一回ちっちゃな大会に出てるんですよ。

―そうなんですか?それは何という大会ですか?
西林:オヤジ・バトルと主催してるトライアルということろが一昨年ヤングバージョンの大会を開いて、そこで禅道会の人とやって一応、三角締めで勝ちました。それはアマチュアかプロかといったらプロなんですよ。お金を取った興行なので。こっちは参加費を払わないので。でも今回みんなこれを知らないので、プロデビューだねって言ってくるんです。プロデビューでもいいんですけど、どっちかいいんですかね?

―(笑)なるほど。最後にメッセージを。
西林:僕は胸を借りるだけです。僕には失うものは何も無いので。怖いですけど思いっきり行けるとは思います。

―がんばってください。
西林:ありがとうございます。




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■若林次郎 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
若林次郎インタビュー
 
―トーナメント出場が決定しましたね。
若林:出場のお話をいただきました。それで是非お願いしますと。

―即答したと。
若林:はい。出場メンバーがみんな強いじゃないですか。一回戦から、他のトーナメントだったら全部決勝ですよね。なので、相手のレベルを考えたら、アブダビに限らないですけど、世界レベルで勝ちたいと考えたら、こういう強いメンバーと当たっておくのはいいかなと思います。

―Giグラップリング関東を振返ると。アキレスで一本勝ちもあったんですけど、決勝ではスイープされて敗退…
若林:みんなディフェンスも上手いし、ルール的に慣れていくしかないんですよね。サンボやレスリングじゃポイントになることがポイントにならなかったり。それは何やるにしてもあると思うので。適応して行くしかないですよね。それをどうこう言っても。だったら出るなって話ですよね。慣れして行くしかないと思うんですよね。

―自分の中で対応している手応えはある?
若林:うーん、ちょっとづつですけど。でも結局いままでやってきたことがあるんで。やっぱりまだ充分即応できてない部分はあるけど、それは一個ずつやって身体に覚えさせて行くしかないので。今できることをやっていこうという感じですよね。

―気になる出場メンバーはいますか?
若林:そうですね。基本的に柔術でもグラップリングでも当たったことのない人ばかりなので、それがいいかなと。誰とやってもそれどれ特徴があって強いじゃないですか。みんな初体験だし。誰と当たっても楽しみですね。

―サンビスの代表と言われることは?サンボの代表という意識は?
若林:ああ、それ自分全然無いんですよね。見る人が思う分には自由なんですけど。それいったら佐々君は柔術代表、柔術は佐々君だけじゃんないだろうし。植松君が修斗の代表かっていると。まあ、そう思うんならどうぞって感じですけど。別に見る人の自由なんじゃないですかね。本人の自由もあるでしょうけど。自分はレスリングもサンボもグラップリングも、全部自分で練習してきたことだし、柔術も練習してる。全部含めて自分なので。もうなんでも使えるものは使うという意識です。自分が使える技術は全部使うつもりなので。

―作戦などは?
若林:まあ自分の良さを生かしていくならサンボっぽくはなると思うんですけど。でもポイントは一切考えないとか、そういうこともないし、一本勝ちも判定勝ちも両方できるようになりたいというのがあるんで。

―アピールとメッセージを。
若林:いま自分にできる精一杯のことをするので。ちょっと他の人とは違うキャラで呼ばれた部分もあると思うんですよ。ちょっと毛色が違うぞって部分で。ちょっと違うな、面白いヤツかいるなって部分は見せたいと思います。それで勝ちたいと思います。
―目指すは?
若林:もちろん優勝ですね。基本的にやってる競技で世界一になるつもりなので。そう考えたら当然目標は優勝なんですけど。とりあえず最初勝たないとしょうがない。

―ありがとうございます。



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■植松直哉 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
植松直哉ミニインタビュー
 
―いまの心境、状態はどうですか?
植松:凄いメンバーが揃って今から緊張します。いい緊張感を持ってますね。

―日本屈指のメンバーが揃いましたが、気になる選手はいますか?
植松:むしろ気にならない選手の方がいないですよ。あえて言うなら荒牧とは違う意味で触れたくないなと(笑)。鈴木徹選手も強いですし。小野瀬(龍也)選手が出なかったのはちょっと残念でしたね。門脇選手も強いし。石川さんは練習仲間でもありますし、強さはよく分かっているので、あんまりやりたくないですね。あと佐々、西林さん、曲者ぞろいでイヤですね。

―誰と誰が当たっても面白い試合になりそうですね。
植松:人数が足りなければ良かったんですけどね。そうすれば試合数も少なくて済んだし(笑)。

―もちろん、植松選手は3試合するつもりで。
植松:そうなりたいですけどね。

―門脇選手は、以前修斗で植松選手に負けてる(ギロチンで一本)こともあってか、植松選手をかなり意識してました。ギロチンのことを、かなり気にされてました。
植松:またそういう古い話を持ち出して。まぐれで極まったギロチンを。

―あと柔術だけやってた人は裸になったら厳しいだろうけど、植松選手は柔術も裸もキャリアが長いとも。
植松:キャリアが長ければ勝てるというものでもないので。僕は柔術10年近くやってますけど、6,7年の佐々に負けましたし。やはり格闘技はキャリアだけではないではないし、また当日の組み合わせもあるでしょう。本当にこればっかりはやってみないと。

―組み合わせで、誰かとやりたいとか希望はありますか?
植松:特にないですね。そういうのを考えると、計算してせこい考えになっちゃいそうなので。誰と当たってもいいようにしておかないと。

―徹肌イ郎選手も植松選手と試合をしたくて直接お願いしたらしですね。ドゥマウ・グラップリングの後、試合してくださいって。ドゥマウ・グラップリングでは階級が違うために当たらなかったのが残念だと(植松75キロ級、徹65キロ級でそれぞれ優勝)。
植松:はい。機会があればやりましょうと応えましたけど。でも、こればっかりは、じゃあやりましょう!って僕が舞台用意するわけにもいかないので。

―なるほど。では当日の試合について。
植松:悔いのないようにしたいですね。観てる人も面白いような。なるべくアタック、アタックで、動き続ける試合を心掛けたいと思いますね。

―ファンにメッセージとアピールをお願いします。
植松:メンバーが非常にいいので、今までの大会の中では本当にベストなメンバー、面子が揃ったと思います。必ずしもこれで日本最強が決まるとは言わないですけど。非常にそれに近い戦いが観れると思うので、多少つまらないところがあってもやさしい目で観てください。

―それは勝ちに徹した場合、そうなることもあるということでしょうか?
植松:トーナメントですからね。
―わかりました。ありがとうございました。




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■門脇英基 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
門脇英基ミニインタビュー
 
−出場が決まり、現在の心境は?
門脇:面子的に結構厳しそうなので、いい動きが出来ればいいかな、くらいですね。

−確かに凄いメンバーが揃っていますが、気になる選手はいますか?
門脇:気になるのは、植松選手のギロチンですね。

−そうですね、一度修斗のリングで対戦して、ギロチンを極められましたね。
門脇:どうやら自分はギロチンに弱いらしいんで。そこら辺が気になりますね。

−植松選手にリベンジしたい?それとも戦いたくないですか?
門脇:ギロチンが対策できないので、今のところ避けていきたいですね(苦笑)。

−ノゲイラ選手にもギロチンを極められていますし、技との相性が悪い?
門脇:ギロチンって技だけは厄介な場所に仕掛けてくる技なので…

−門脇選手のように、細身で首が長い選手には極まりやすいとかあるんでしょうか?ご自分でどう分析しますか?
門脇:うーん、どうですかね。自分が首が弱いのは確かだと思います。

−他に、ギロチン、植松選手以外に気になる選手は?柔術系の選手も出てきますが。
門脇:みんな強そうだなって感じですね。その中でもやっぱり、植松選手が強そうですね。

−実際に戦った身としては、それを感じると。
門脇:試合時間が短かったから、よく分からないですけど(苦笑)。

−ちなみに、佐々選手は茶帯時代に世界大会の決勝で植松選手に勝っています。
門脇:ああ、それはヤバイですね。(でも今回は)裸ですよよね?
−はい、もちろん裸です(笑)。

−門脇選手、以前は昼柔術(パラエストラ東京の平日昼間のオープンスパーリング会)に行かれていましたが、最近は?
門脇:二ヶ月に一回くらいしかいってないですね。

−いまは道衣はやってない?
門脇:ほぼゼロですね。ちょっと心折れまして、柔術の奥深さというか、やっぱ(裸とは)大分違うんで。

−今回のルールは、スイープで点が入ったり、柔術のルールが元になっていますが、そこら辺は気になりますか?ルールの把握は大丈夫ですか?
門脇:ルールは試合までに把握します。まだちょっと目を通してないんです。

−一応、ルールは気になる?ならない?
門脇:ルールは気になりますよ。柔術以外はできるんで大丈夫だと思いますよ。

−鈴木徹選手は、ルールに関して、ポジションを3秒キープしないとポイントにならないのが、面倒だと。そこに慣れて無い。自分は動き続けた中で一本を狙っているので、と言うことを仰ってました。

門脇:ああ。あの、ブレイクってあるんですか?
−よっぽど膠着した場合あります。でも膠着したら、審判が口頭で、責めるように促します。ずっと抑え込んだままは反則です。抑えても次の展開を作らないとだめです。

門脇:抑え込まれた方は、その時点で抑えこみのポイントだけですか?
−そうです。

門脇:そうですか。僕のポイントは多分そこです。ギロチンとそこですね。抑え込んだとして、逃げてくれたとき、そこに隙ができるんで。自分から極めに行ってもなかなか極められるもんじゃないんで。

−抑え込んで、相手が逃げて亀になったら、必殺の「門スペ」(門脇スペシャル、腹固めとチョークの複合技)が出るのでは?
門脇:多分、簡単に亀にはなってくれないと思うんですよね。

−みんな門スペは警戒してますもんね。でもみんな下になって抑え込まれたら、必死で動くと思いますよ。門脇選手といえば総合の中でも寝業師、慧舟会でも若い選手は門脇選手の影響を受けたと言っています。
門脇:最近は力ないもんで…(苦笑)。

−またまた。今回のメンバーの中で、自信はどの程度あります?どこまで行けそうですか?
門脇:優勝する自信は本当にないですね。

−そうですか。
門脇:本当にないです。ただ、ギロチンをスパっと食らわなければ、誰とでもいい勝負はできると思うんですよ。逆に、勝たなきゃ!とかないんで。厳しいとは分かってるんで、いい意味で気楽になれると思います。

−これを見せてやる、これをやりたいというのはありますか?
門脇:僕はとりあえずポジショニングの選手だとは、自分で思っているので。極というよりもポジショニング。ポジショニング主体。ポジションを取っていく、下になったらスイープ系の動きを。そこの動きには程々自信はあります。
 
−凄いメンバーで、門脇選手と誰が当たってもいい試合になると思うので期待してます。
門脇:最悪、スパっと負けちゃう可能性もあるんですけど。

−最後にお客さんへのメッセージを。
門脇:結構、年齢を重ねてきたんですけど。身体の方は、本当に上がってきているので。身体の癖とかも分かってきていい感じで仕上げられると思います。



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■杉江アマゾン大輔 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー


杉江アマゾン大輔 Giグラップリング2006参戦コメント
 
今、練習は柔術のアジア大会という目標があるので、その中でグラップリングも練習しています。

やはり柔術とグラップリングは別競技だと思いますが、ミドル級トーナメントで、日本人柔術家は僕だけなので、柔術家としての誇りを持って試合に臨みたいと思います。

他の出場メンバーの面子も凄いので、この中に入れるのは光栄でうれしく思います。一回戦で対戦する中村K太郎選手は本当に強い選手だと思います。

バックを取られたらヤバイという予感はある。でも完璧な選手はいないし、勝負に絶対はない。とにかく自分の試合をするだけです。お客さんが僕に求めてる動きをお見せします!
 


杉江アマゾン大輔 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
 
――今の練習は、やはり柔術がメインですか?

アマゾン:そうでうね。目先に柔術のアジア大会という目標があるので、その中でグラップリングも練習しているという感じです。

――出場が決まって今の心境はどうですか?

アマゾン:グラップリング、正直そんなに得意じゃない(苦笑)。

――まさか!?日本人柔術黒帯トップのアマゾン選手が。

アマゾン:いえ、そんなに得意じゃないし、自信はないです(笑)。

――柔術家は日本人黒帯トップのアマゾン選手に期待してると思いますよ。

アマゾン:いや〜、やっぱり柔術とグラップリングは別競技ですよ。でも(ミドル級で)、日本人で柔術家は僕だけなので、そういう意味では柔術家としての誇りを持って試合に臨みたいと思います。

――一回戦の相手が、中村K太郎選手に決まりましたが、K太郎選手の印象は?

アマゾン:どう思うかって、強いですよ!それしかないです。最初から日本人同士で潰し合いですか!?これは書かないでください(笑)。

――いえ、書きます(笑)。

アマゾン:(笑)ビル・クーパーを売り出したいんですかね?

――そうじゃないと思います。一番盛り上がる、アマゾン選手とK太郎選手との日本人対決を出し惜しみせずに実現させたかった、という意図だと思います。今大会のゴールデンカードですよ!

アマゾン:そういってもらえるのはありがたいですけど。体に悪いトーナメントですよ!(笑)

――K太郎選手の試合は見たことはありますか?

アマゾン:何回か修斗の試合で観てます。(後輩の)日置発が出た試合とか。あと修斗グラップリングの試合も観ました。

――K太郎選手は、今ノリにノッている選手ですね。総合デビュー15戦無敗の日本新記録樹立。グラップリングトーナメントでも軒並み優勝を飾っています。

アマゾン:そうですね。でも試合を組まれたからにはやるしかない。

――アマゾン選手、なんだか楽しそうですね。

アマゾン:本当に強い選手と試合できるので。他のメンバー、面子、凄いですし。その中に入れるのは光栄ですね。うれしいです。とにかく自分の試合をするしかないですね。どんな相手とやっても自分のいいところを、相手の弱いところにぶつけていくしかない。状況、状況に応じて、長所をいかに出して、短所をいかに出さないか、それくらいしかないですよね

――アマゾン選手の長所のひとつにパワー、極めの強さがありますね。

アマゾン:でもミドルですからね。極めれるかも分からないですから。絶対極めるとか、煽るつもりないです(笑)。自分の試合をするだけですね。でも、お客さんが僕に求めてる動きは見せますよ(ニヤリ)。

――K太郎選手はアームドラッグからのバックチョークが代名詞ともなっていますが。引き込まれたら?…当然パスを狙う。

アマゾン:固まって膠着!それかバックを取られる!とは言えませんから(笑)。パスするしかないですね。バック取られたら終わりでしょう。

――バック取られたらやばいという予感はある?

アマゾン:もちろん!(即答)。バック取られた自信ないです。道衣着ててもバック取られたらやばいです。しのげる自信ないです。

――なるほど。最近グラップリング大会でも、K太郎選手がバックを取ると会場が沸いて、相手のセコンドからはため息が漏れるとい状況になってます。

アマゾン:強いと思いますよ、ホントに。でも完璧な選手はいないし、勝負に絶対はない。もちろん僕も勝負は捨ててる訳じゃない。やるだけですね。


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■ミドル級トーナメント(4名/-76.0kg)対戦カード決定!!
◇Giグラップリング2006 ミドル級トーナメント(4名/-76.0kg)対戦カード

■Giグラップリング2006 ミドル級トーナメント 準決勝第1試合 7分
中村K太郎(日本/和術慧舟会東京本部)
杉江アマゾン大輔(日本/ALIVE)

■Giグラップリング2006 ミドル級トーナメント 準決勝第2試合 7分
ビル・クーパー(米国/パラゴン柔術)
スティーブ・マグダレノ(米国/MAXJiu-Jitsuアカデミー)

■Giグラップリング2006 ミドル級トーナメント 3位決定戦 7分
準決勝第1試合の敗者
準決勝第2試合の敗者

■Giグラップリング2006 ミドル級トーナメント 決勝戦 7分
準決勝第1試合の勝者
準決勝第2試合の勝者


■中村K太郎 Giグラップリング2006参戦ミニインタビュー
現在、総合15連勝中の中村K太郎選手
--Giグラップリングという大会の事はご存知でしたか?

K太郎:もちろん、知っていました。プロ柔術Giシリーズも知っていました。寝技だけのプロの舞台があることは非常に興味があり、自分も上がってみたいと思っていました。

--先日のGiグラップリングアマチュアトーナメント関東大会(8月20日/新宿コズミックセンター)に参加したのも、プロに向けて?

K太郎:はい。アマチュアの階級別・無差別級で優勝すれば参戦アピール出来るかなと(目標通り、クラスAアダルトメジオ&アブソリュート級をオール一本による完全優勝で制覇!)

--ミドル級トーナメントは強豪が揃いましたが、特に戦いたい選手はいますか?

K太郎:ビル・クーパー選手か、スティーブ・マグダレノ選手と戦いたいです。グラップリング先進国アメリカのトップクラスの選手と試合できるチャンスは滅多にないですから。

--トーナメント優勝に向けて、何か秘策は?

K太郎:いえ、特に総合、グラップリングを意識しないで、普段通りの練習をしています。

--最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

K太郎:全試合一本勝ちを狙っていきますので、自分がどう一本を取るかを会場に観に来て下さい!



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